あいの世界旅行記

発展途上国を中心にバックパックする女子大生の旅キロク

南米旅行、腹痛と下痢で撃沈、そして神様に助けられる!

※あんまりきれいな話じゃなくて申し訳ないですが、

それでもいいよという優しい方、ぜひ読んでください

 

 

海外旅行に行くとおなか壊す人って多いですよね、、、

 

正式には渡航者下痢症、なんて言うこともありますが

慣れない食生活にストレスなんかも加わって、おなか壊しちゃうんですよね、、、

旅のトラブルの中で最も身近といってもいいかもしれません

 

あっ

そんなことを言いましたが、

私、おなかめちゃめちゃ強いんです!!!

 

どれくらい強いかというと、

初心者の旅人が全員おなかを壊すといわれている恐怖の国インドに行っても一度もおなかを壊さなかったほど!!!

インドは劣悪な衛生環境に加え、日本と全く異なるスパイスだけの食事、そして質の悪い水道設備によっておなかを壊し、

そのあと出国するまで治らないらしい!!!

 

なので、どこへ行ってもおなかを壊すことはない

油断は禁物ですが、汚い屋台で食事をしても、インドのホームステイで水道水を飲まされても大丈夫な屈強なおなか!!!ww

 

 

そんな私ですが、

一度だけおなかを壊して本当に苦しかったことがあります、、、

その時の話を。

 

f:id:izumi_travelworld:20200405213655j:plain

だるい体を引きずって歩く

 

 

2019年夏、パナマで一週間過ごし、コロンビア経由でボリビアに向かおうとしていた日のこと。

 

なんとなく倦怠感があり、だるーい感じ。

倦怠感からか、食欲もない。

 

トイレにこもるほどではなかったが、とにかくだるくて立っていることがつらい。

 

その日はホテルで過ごして夜中に空港へ行くだけだったので休息して過ごす。

 

 

お湯もをらって飲んでみてもだめ

 

これなんなんだろ、、、

 

よくわからぬまま飛行機の時間。

 

だるさを引きずったままコロンビアに到着。

トランジットの時間を利用して一日コロンビアで観光できることになっていた。

 

空港で朝食をとり街中へ。

とにかくだるくて具合が悪くてつらかったのだけれど、

一日しかないコロンビア観光を無駄にしたくないし、何より一緒にいた友人が観光できないのが心から申し訳なかったので、我慢して観光。

 

一気に状態が悪化したのはその日の夜。

早めに観光を切り上げて空港に戻り、飛行機を待っていると、、、

 

 

おなか痛い!!!

 

一瞬でトイレが手放せない状態に、、、、泣

 

そんな状態での飛行機は地獄。

だって、シートベルトサインがついている限り絶対にトイレに行けないんだもん!!!

人生で指折りのピンチでしたねえ、、、

 

で、命からがらボリビアのビルビル国際空港に到着。

早朝に到着し、夜が明けてから町中に出る予定だったので、空港のベンチで仮眠。

でもとにかく横にならないとやっていられないくらいだるい。

 

しかし、、、

夜は気温が著しく下がるボリビア、、、

空港の床が信じられないほど冷たい。

仕方がないので、持っていた衣類を全部床に敷き、その上に寝る

 

友人は横のベンチで気持ちよさそうに寝ているがこちらは全く寝付けない

トイレと寝床の往復、、、

 

食欲がなく、何か食べようとすると吐き気がするのでほぼ飲まず食わずでここまで来たが、あることに気づく。

 

飲まないと、やばい

 

というのも、下痢で一番怖いのが脱水になること

脱水を起こしたら病院に行って点滴を打たなくてはいけないが

こんな発展途上国の病院の注射なんて怖すぎる!!!

 

発展途上国で注射針が使いまわされてエイズが蔓延した、というイメージが強く残っていた私の頭が危険信号の警告音を鳴らす、、、

 

それに、海外用の医療保険には入っているけれど一時的に支払いをするだけの現金なんて用意できない。

 

そう思って吐き気をこらえながら激マズの経口補水液を飲む、、、

そしてまたトイレと寝床の往復。

 

 

五時間後、、、

 

一睡もできないまま朝がきて、こう思う

体がだるくなってからもう三日。飲むことも食べることもできない。今から向かう知り合いの家で、少し休んでもよくならなかったら、家の人に頼んで病院に行こう。

 

そう思ってある種の「期限」を決めるとメンタルは楽になる。

 

知り合いの家に向かう、、、

 

結局そこで二日療養したが改善せず、

そして下痢が続いたせいで痔を発症、、、

泣きっ面にハチ、、、、

 

やっぱり病院に行こう。

そう思った夜、神様が現れた!!!

 

私がステイしていたところには、夏休みを利用してボランティアに来たスペイン人が五人ほどいた。

その人たちと食事をとるのだが、手を付けない私に心配して声をかけてくれた人がいた。

 

聞けば、その人はスペインで医師をやっているという。

え、ずっと行きたかったお医者さん!!!

 

最後の力を振り絞ってスペイン語力を総動員して病状を説明。

 

そうして1シート分のカプセル薬をもらった。

 

一応、海外旅行中に起こったことは安易に信用しないほうがいいので、もらった薬の名前をネットで検索。

「アンチ下痢」

お、良し。

で、薬の包装が破けた後もないし大丈夫。

 

恐る恐る、飲む

 

翌朝、、、

 

なんかよくなってる!!!

 

下痢の回数や量も減ったし、だるさも減った。

そして何より

ご飯が食べられるようになった!!!!

 

こうして徐々に回復し、旅のクライマックスのウユニ塩湖に到着するころには完全に回復していたのだけれど、

 

ステイ先では

「下痢の女の子」というあだ名が浸透、、、

 

まあいいや、治ったんだもん!!!

 

原因は何だったんでしょう

何か悪いものを食べたか、あるいは渡航直前に接種した黄熱病の予防接種の副作用なのか。

 

とにもかくにも、苦しかった、、、

五キロやせたんですよ!!!

 

えーっと、

南米旅行の楽しかった思い出はちゃんと記事書きますから、許してください

最後まで汚い話にお付き合いいただきありがとう

 

ではでは~