【レジ袋有料化】タンザニアのレジ袋事情
今月から、2020年7月から、ついに日本でもレジ袋の有料化が始まりました。
環境への意識などから世界ではレジ袋について何らかの規制がある国が増えてきていて、日本も仲間入り、といったところでしょうか。
エコバックを持たなくちゃ!とか、何かと生活に関わってきて注目度高めかもしれません。
というわけで今日はタンザニアのレジ袋事情について小話を、、、
タンザニアには、ビニール袋がありません!!
どこにもない、、、
なぜなら
ビニール袋を持ってちゃいけないから!!
これけっこうびっくりでした、、、
バックパッカーは荷物をまとめるためにビニール袋をよく使います
なのでバックパックの中にはビニールたくさんあるのですが
現地の友人がそれを見つけてこう言いました
「それ、公共の場所で出しちゃだめよ」
「え、なんで?」
と返すと
「タンザニアでは公共の場所でビニール袋を使わないって決まってる」
らしい、、、、
言われてみれば町中でビニール袋を見かけない
公共の場で持っていてはいけないというのはどうやら結構厳しいこともあるようで、空港の荷物検査で没収されたりする人もいるんだとか!!
ちなみに隣国ケニアも同じらしい、、、
へえ、めっちゃ発展途上だけど環境に気を使ってるんだなあ、、、
と思ったんだけど
そうでもないようで、、、!?
ビニール袋禁止の理由を聞いたら途上国らしさ全開で笑っちゃった
その理由はずばり
蚊の発生を減らすため!!
え?
ビニール袋をつかったあと、そこらへんに捨てたり飛んで行ったりするので、道端にビニール袋が放置されるのは途上国でよく見る光景。
で、雨が降ってそこに水がたまると、ボウフラがわく、
で、
蚊が増える。
だからビニール袋はだめ、ってわけ。
蚊が媒介する恐ろしい感染症の数々に悩まされる国にとって、たまり水をなくしてボウフラの発生を抑えることはとっても大事!!
じゃあ、
みんなエコバック持ってるんだ!
と思ったら
そういうわけでもなく、、、
どうしてるかというと、
不織布のショッピングバックを使っています
こんな感じ、、
スーパーでも市場でも、買い物するともらえます
ビニール袋とほとんど変わらない。
でも
衝撃だったことが一つ!
それは、、、
肉や魚をそのまま不織布の袋に入れること!!
液体っていうか、血が、、、
不織布から染み出すわ、においもするわ、、、
しかもそれを平然と車の座席において帰る!
カルチャーショックですね、、、
旅のなかでは、思いもしないところで驚かされます
早くまた、旅に出られる日が来るといいな、、、
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ではまた~