いざ、憧れのウユニ塩湖へ。現実的な話。
一生に一度は行きたい場所として日本人に大人気のウユニ塩湖。
一面に広がる塩湖が水で鏡張りになって、空と一体化している様子は圧巻ですよね。
私も、父がウユニ塩湖にあこがれていたことに影響されて小さいころからいつか行きたいと思っていました。
今回は、ウユニ塩湖へ実際に行くことを考え、現実的な話をしようと思います。
絶景は最後に見せますから、お待ちくださいwww
さてここで問題です。
ウユニ塩湖はどこの国にあるでしょう!
ウユニ塩湖は知ってるけど、どこの国にあるかなんて考えたことない!!
正解はボリビア
どこやそれ、、、
はい
ここです。
南米大陸にあるんですね。
で、知り合いの児童養護施設をたずねてボリビアへ行くことになり、
だったらウユニ塩湖行くしかないじゃん!
ということで安易に決定。
2019年夏、ボリビアへ向かいました。
パナマに滞在していたので、そこからコロンビア経由でまずビルビルという街へ行きました。
そこが知り合いのいる場所。
パナマでの様子はここからご覧ください ↓
そこで三日間過ごした後、飛行機でウユニへ。
ウユニに行くにはいろいろな方法があります。
首都ラパスに行き、そこからバスで向かう方法。
それから飛行機で直接ウユニまで行く方法です
この場合、日本からの便はラパス経由か隣国ペルーのリマ経由になるかと思います。
時間がある方はバスがおすすめです。
え、飛行機のほうがラクでいいじゃん、
と思うでしょ。
理由があってですね、
高山病のリスクを軽減するため、です
実は、、、
ウユニ塩湖があるのは標高約3700mの高地。
富士山の山頂くらいの高さなんです!!!
標高2000mを超えると、高山病のリスクが高くなるといわれていて、高齢の方などは1500m程度でも高山病になる危険があるんだそうです。
だからウユニ塩湖へ行くには何らかの対策が必要です。
で、おもに二つ方法があり、
1.高地順応
2.高山病の薬を服用
おすすめなのが高地順応というわけです。
一般的に、バスを利用して、コチャバンバという街で一泊しながら順応し、ウユニへ向かうのですが、これが最も安心な方法です。
ですが、私たちはかなりタイトなスケジュールだったので、高地順応の時間をとることができず、、、
しかも標高500mほどのビルビルから飛行機でいきなり3700mの高地に行くとなると非常に危険。
というわけで
クスリを服用することになりました。
トラベルクリニックや渡航者外来のある病院を受診しお医者さんと相談してください。
低血圧や貧血、片頭痛、その他持病のある人は特にきちんと相談してください。
私はダイアモックスという高山病対策の薬を処方していただきました。
高地に行く前に飲み始めます。
私は片頭痛持ちだったので高地に不安がありましたが、くすりを飲んだおかげで無事に過ごせました。
一方、私の友人は低血圧で、血圧に影響する作用があるこの薬を飲んだら具合が悪くなり、、、
めまいや吐き気で死んでました、、、
お分かりいただけたかと思いますが、飲まなかったら具合悪くなる人もいるし、飲んで具合悪くなる人もいるんです。
だからお医者さんに相談してください、ってこと。
そんなめんどくさいならなんもしないでいけばよくね?
と思うかも。
それも危険!!
高山病を発症した場合、できる治療はただ一つ、
「高地から下りて標高の低い場所へいくこと」
つまり、ウユニ塩湖で高山病を発症したら何も楽しめないままウユニを離れなくてはいけないんです。
そして肺に水がたまると命にもかかわります。
対策はしっかり。
そのうえできちんと水分補給をして休養はしっかりとること。
はい、これで無事にウユニにつきますね。
驚くほど小さな飛行機に乗り、
飛行機からきれいな朝焼けを楽しんでいるうちにあっという間にウユニへ到着。
たどり着いた空港は、
驚きの小ささ。
飛行機のタラップを降りて振り返ると、、、
なんもない!!
空港も平屋建ての小さい建物が一つだけ。
保安検査もがばがば。
降り立ったのは全員観光客で、それぞれホテルの人に迎えてもらって出発。
町中に出ると哀愁しかない!!
砂っぽくてさびれた感じの街並み、、、
観光地なのにここまで何もないのか、とおどろきながら、
まず列車の墓場に寄って、
ホテルで休息と昼食をとり、
いざウユニ塩湖へ!!
今回はこんな現実的な話だけのつもりだったんですが、
せっかく最後まで読んでくださった方のために絶景写真だけお見せしますね。
観光の詳しい話はまた次回。
ではでは~